Storefront API / MCPAction Required

Storefront Catalog MCP が
UCP に準拠 : ツール名・エンドポイントが刷新

商品カタログを扱う MCP ツールが search_catalog / lookup_catalog / get_product の3本に再編。呼び出し先も /api/ucp/mcp へ。旧ツールは 2026年6月15日まで維持され、その後廃止。

このページの構成
  1. そもそも何が変わるのか(30秒で理解)
  2. 新しい3つのカタログツール
  3. エンドポイントの変更
  4. 移行スケジュール(締切は 2026/6/15)
  5. やるべき3ステップ
  6. UCP とは?(記事の記載範囲)
  7. 技術者が押さえるべき5つのポイント
  8. 業務に活かせる3つのユースケース
  9. 提案で使える1行サマリ

1そもそも何が変わるのか

Storefront Catalog の MCP ツールが UCP に準拠する形に刷新された。
従来の検索(search)・ルックアップ(lookup)ツールは 非推奨(deprecated) となり、新しい3つのツール名・新エンドポイント・新しいリクエスト/レスポンス形式に置き換わる。

これまで : 旧 search / lookup ツール

従来の検索・ルックアップ用ツールを利用。リクエスト/レスポンスの形式も旧仕様。2026年6月15日まで維持されるが、その後廃止される。

これから : UCP 準拠の3ツール

search_catalog / lookup_catalog / get_product に再編。呼び出し先は /api/ucp/mcp。形式も UCP に合わせて更新される。

本記事のタグは Action Required(対応必須)。Storefront MCP ツールで開発しているなら、ツール名・エンドポイント・スキーマの更新が必要。ドキュメントはすべて新バージョンを指すようになる。

2新しい3つのカタログツール

search_catalog

ストアの商品カタログを検索する。フィルタ・ページネーション・購入者コンテキスト(buyer context)に対応。

lookup_catalog

識別子(identifier)で商品やバリアントを一括(batch)ルックアップ。入力との相関付け(inputs correlation)に対応。

get_product

商品の全詳細を取得。インタラクティブなバリアント選択、在庫シグナル(availability signals)などを含む。

ツール役割記事に明記された特徴
search_catalog カタログ検索 フィルタ/ページネーション/購入者コンテキスト
lookup_catalog 識別子での一括取得 商品・バリアントのバッチルックアップ/inputs correlation
get_product 単一商品の詳細取得 バリアント選択/在庫シグナル/その他

3エンドポイントの変更

旧 : search / lookup ツール 旧リクエスト/レスポンス形式 2026/6/15 まで維持 → 廃止 移行 https://{storedomain}/api/ucp/mcp • search_catalog • lookup_catalog • get_product UCP 準拠 商品カタログ
新しいツール呼び出しは https://{storedomain}/api/ucp/mcp に対して行う。{storedomain} は自分のストアドメインに置き換える。旧エンドポイントの具体パスについては記事に記載なし

4移行スケジュール

2026/4/22 新ツール公開 旧ツール非推奨に ← 旧ツールは維持される期間 → 2026/6/15 旧ツール維持の最終日 これ以降は廃止 以降は新ツールのみ
旧バージョンは 2026年6月15日まで 維持される。ただしドキュメントはすべて最新版を参照するようになるため、新規実装は最初から新ツールで進めるのが安全。

5やるべき3ステップ

Storefront MCP ツールで開発している場合に必要な対応(記事「What you should do」より)。

1

ツール名を更新

search_catalog / lookup_catalog / get_product のいずれかに置き換える。

2
/ucp/mcp

エンドポイントを更新

呼び出し先を https://{storedomain}/api/ucp/mcp に変更する。

3

スキーマを更新

全ツール呼び出しの新しいリクエスト/レスポンススキーマを確認し、アプリを合わせる。

詳細は Storefront Catalog MCP のドキュメントを参照(記事内でリンクが案内されている)。リクエスト/レスポンスの形は UCP に合わせて変わるため、単なるツール名のリネームでは済まない点に注意。

6UCP とは?(記事の記載範囲)

本記事(Developer Changelog)では、Storefront Catalog のカタログツールが 「UCP を実装する(implements UCP)」 こと、そしてリクエスト/レスポンスの形が 「UCP に合わせて(to match UCP)」 更新されることが述べられている。

UCP という略語の正式名称・定義そのものは、この記事には記載なし。 推測を避け、正確な定義・仕様は公式ドキュメントで確認すること。本ページでは「カタログツールが準拠する新しい仕様」として扱う。

同様に、buyer context / inputs correlation / availability signals といった用語は記事内で名前として挙がっているが、具体的なフィールド仕様までは記載なし。実装前にスキーマドキュメントで確認すること。

7技術者が押さえるべき5つのポイント

1. 締切は 2026年6月15日

旧ツールはこの日まで維持され、その後廃止。Action Required の破壊的変更なので、稼働中アプリは期日までに移行計画を立てる必要がある。

2. ツール名のリネーム

旧 search/lookup 系から search_catalog / lookup_catalog / get_product へ。MCP クライアント側のツール参照を全て書き換える。

/api/ucp/mcp

3. エンドポイント集約

呼び出し先は /api/ucp/mcp に一本化。ベース URL/環境変数として外出ししておくと移行とロールバックが楽。

4. リネームでは済まない

リクエスト/レスポンスの shape そのものが UCP 準拠に変わる。パーサ・型定義・バリデーションの更新が伴う前提で見積もる。

UCP

5. 新概念はドキュメント必読(記事は名称のみ)

買い手コンテキスト(buyer context)、入力相関(inputs correlation)、在庫シグナル(availability signals)といった機能名が新ツールに紐づくが、UCP の定義や各フィールドの詳細仕様は本記事に記載なし。実装前に Storefront Catalog MCP のスキーマドキュメントを必ず確認する。

8業務に活かせる3つのユースケース

USE CASE 1

AI ショッピングアシスタント/チャットコマースの商品検索を UCP 対応に移行

課題
自社の AI エージェント/チャットボットが旧 Storefront MCP の検索・ルックアップに依存。2026/6/15 で廃止されると商品提示が止まる。
打ち手
search_catalogget_product にリネーム、エンドポイントを /api/ucp/mcp に変更、レスポンスを新スキーマに合わせて再マッピング。
効果
廃止後も継続稼働。buyer context を使ったパーソナライズ検索、在庫シグナルで在庫切れ商品の提案を回避し体験を改善。
技術メモ
レスポンス shape が変わるためパーサ/型定義の更新が必須。旧→新を環境変数で切替え、段階移行とロールバックに備える。
USE CASE 2

外部システム連携の商品突合を lookup_catalog のバッチ取得で再構築

課題
PIM/在庫管理/広告フィードなどと SKU・商品 ID 単位で突合する処理が旧ルックアップツール依存で、件数も多い。
打ち手
lookup_catalog の識別子バッチルックアップに移行し、inputs correlation で「入力した識別子」と「返ってきた結果」を対応付ける。
効果
一括問い合わせで往復回数を削減。相関付けにより、見つからなかった ID の特定やマッピングのズレ検出が堅牢になる。
技術メモ
inputs correlation の入出力形式はスキーマドキュメントで確認。バッチ上限・ページネーションの仕様も移行前に把握しておく。
在庫シグナルで抑制
USE CASE 3

バリアント選択 UX を get_product の在庫シグナルで強化

課題
サイズ・カラー選択時に在庫状況が分からず、購入後に在庫切れでキャンセル/問い合わせが発生する。
打ち手
get_product のインタラクティブなバリアント選択と availability signals を使い、在庫切れバリアントを抑制・グレーアウト表示する。
効果
選べないバリアントの提示を減らし、CVR 改善とキャンセル・CS 負荷の低減につなげる。
技術メモ
availability signals は get_product の新レスポンスに含まれる。表示ロジックを在庫シグナル駆動に切り替える。

9提案で使える1行サマリ

「Storefront Catalog の MCP ツールが UCP 準拠に刷新。
search_catalog / lookup_catalog / get_product の3ツール+/api/ucp/mcp エンドポイントへ移行が必要。
旧ツールは 2026年6月15日で廃止 ― ツール名・エンドポイント・スキーマの3点を更新すること。」