POS 端末と Admin(POS チャネル)の両方で現金管理を再構築。さらにレジ拡張ターゲットと API を新設。レジセッション・理由コード・新しいキャッシュドロワー/元帳モデルで、現金を「追跡・統制・照合」できるようになる。
セッションごとに支払いの内訳と現金の動きを記録。ドロワーがいつ・どのスタッフによって開けられたかまで残る。
注文以外の現金操作に理由コードを必須化。ドロワーの自動オープン可否も端末単位で制御できる。
Admin のレジセッションタブで開閉と想定残高を一覧。フィルタ&エクスポートで経理・突合が速くなる。
各レジセッションの要約を端末上で明確に表示。現金トラッキングの改善、支払いの内訳、そしていつ・どのスタッフがドロワーを開けたかといった粒度の細かい現金アクティビティが見える。
ドロワーを開ける・調整するなど注文以外のあらゆる現金操作に理由コードを必須化できる。POS チャネルからコードを有効化・カスタマイズして、必要な監査証跡を確保。
注文後にその端末が自動でキャッシュドロワーを開けるかどうかを制御。売り場でモバイル端末を使うスタッフに有効。
Admin に専用タブが追加され、開いた/閉じたセッションと、ロケーション横断および各ロケーションごとの想定現金残高を表示。フィルタとエクスポートが改善され、経理と照合(reconciliation)が速くなる。
複数店舗を運営している場合でも、現金の開閉・残高を一画面に集約。店舗ごとと全体の両方の粒度で想定残高を確認でき、突合作業の起点になる。
複数の端末が1 つのキャッシュドロワーに寄与できる。「1 端末 = 1 セッション」を超えて、端末をまたいだセッションが更新されたデータモデルと API を通じて 1 つのドロワーに集約(roll up)される。支払いレポートは端末単位のまま、現金レポートは寄与した端末をまたいで集約でき、元帳がすべての現金イベントの完全な監査性を提供する。
新しい POS ターゲットにより、アプリが開始/締めの手続きに接続し、残高が float/min/max 閾値を超えたらアラートを表示し、独自ロジックや帳票でセッション詳細を拡張できる。
API を使って、セッションをプログラムから開閉し、キャッシュドロワーと理由コードを作成し、端末をドロワーに割り当て、独自レポートを取得できる。バックオフィスや会計システムとの連携、定型の締め処理の自動化が射程に入る。
| 項目 | 従来 | 新しい現金管理基盤 |
|---|---|---|
| 端末とセッション | 1対1 1 端末 = 1 セッション | 多対1 複数端末が 1 金庫に集約 |
| 注文以外の現金操作 | 記録が手薄 | 理由コード必須化 監査証跡を確保 |
| ドロワー操作の記録 | 誰が・いつ開けたか曖昧 | 粒度細かく記録 スタッフ・時刻まで |
| 現金レポート | 端末単位に閉じる | 寄与端末をまたいで集約(支払いは端末単位を維持) |
| Admin での照合 | 分散しがち | 専用タブ 開閉・想定残高・エクスポート |
| 自動化 / 拡張 | 記載なし | API +レジ拡張ターゲットで開閉・割当・帳票・アラート |
セッションは端末単位で発生するが、それらが 1 つのドロワーに roll up される。支払い = 端末粒度、現金 = ドロワー粒度という二層を前提に集計設計を組む。
セッションの開閉、ドロワー/理由コードの作成、端末のドロワーへの割り当て、独自レポート取得まで API 化。締め処理や会計連携をバッチ/ワークフローに載せられる。
残高が float/min/max を超えたときのアラートは、レジ拡張ターゲットでアプリが差し込む。回収(cash pickup)促しや盗難検知などの内製ロジックを開始/締め手続きにフックできる。
注文以外の現金操作に理由コードを必須化することで、元帳に「なぜ動いたか」が残る。コードの体系(入金・出金・調整・釣銭補充など)を POS チャネル側で設計しておく。
本記事は機能の概要。API の具体スキーマ、利用可能なレジ拡張ターゲットの一覧、対応プラン・対応国は記事本文には記載なし。実装前に開発者向けチェンジログと POS UI 拡張ターゲットのドキュメントで裏取りすること。